2014年10月20日月曜日

夢日記10/19

軟体動物を除けなければならなかった。目の前には人面を持ったカタツムリのような生物がいた。その体表は粘膜で覆われており、大抵の人間が嫌悪感を露わにするそれであった。
それは俺と目を合わせると、にたにたと不気味に嗤った。俺はそれから目を退けることもできず、目を合わせていた。
それが突然口を開けた。とうとう声をあげて大笑いでもしだすのかと思ったが、意外にもそうではなかった。
それは人間でいう舌に相当するであろう期間をゆっくりとこちらに向けて押し出してきた。その舌は羊歯の葉を思わせるように枝分かれしており、その先々の触手がいやらしくうねうねと動いていた。
なんとも言えない感情がこみ上げてきた。やっと身体が動く。俺はそれを深い、深いゴミ箱に捨てた。

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