2018年7月7日土曜日

ゴムフェチの人必見

超久々に買い物ブログとかやっちゃいます。今回はガスマスクです。
AVON社が製造するFM53というガスマスク(レスピレーター)を購入しました。
せっかくなので?PAPRとVPUもセットで購入しました。
今回購入したのはFM53 RH(right hand)で、銃を構えるために右頬が全く平らなモデルです。もちろんレフティ用のLHや、両側にキャニスターを接続する穴が空いているモデルもあります。

PAPR: Powered Air Purifying Respiratorは、バッテリーを入れて強制的に空気を取り込み、ガスマスクをつけていても呼吸を楽にする機器です。ガスマスク本体にはフィルターの代わりにホースを装着し、背中のPAPRに接続して使います。
FM53単体で使用する場合にはAVON製のGPCF50というややスマートなキャニスター(フィルター)を使用する場合が多いですが、PAPRに接続されているものはM40等で使用されていたC2A1(下の画像の奥の隊員)というキャニスターの使用が最も多いように感じます。手前の隊員のマットなOD塗装のものは3M製のFR-64というものに形は一致するように思いますが、色は……?ちなみに付属してきたポーチはDBT製でした。


VPU: Voice Projection Unitは肉声をガスマスク内のマイクで拾い、スピーカーから流すというコミュニケーターです。写真で見られる口部分のスイッチのあるユニットをガスマスク本体にプラグを接続し、CR123一つで稼働します。割とクリアな音声だと思います。


VPUの右斜め上になにやら取っ手が見て取れると思います。いろいろと調べてみると、このレバーが存在しないもの、形が違うものと3つほどヴァリアントがあることがわかりました。このレバー自体はVREU(Variable Resistance Exhalation Unit)レバーというようで、positive/negative pressureの切り替えを行うようです。呼吸の際の抵抗を変えるということでおそらく先述したPAPRを使って呼吸する場合と、自分で呼吸をする際に使い分けるものだと思います。写真を見ていくと割とレバーなしのモデルを使う場合が多くてショックを受けていたのですが、今年の2月にドイツで行われた訓練において自分の所持するタイプの使用が認められました。これはLHモデルですね


VREUレバーが無い場合はどうやって切り替えるのかというと、正面の口部分にレバーがあるようです。その場合、VPUを接続した状態では切り替えは困難と思われます。


あとはTYRのPAPRとガスマスクを収納するバックパネルを買って、PAPRのバッテリーも入手して……まだ道のりは……



参考文献

Avon Protection Facebook
https://www.facebook.com/AvonProtection/photos/pb.169726966377251.-2207520000.1468994891./1398115923538343/?type=1&theater

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